関係者のみ
毎週の訪問のあとに、この欄を更新します。新しい週が上に積み上がります。下の1〜7は、8月13日にお示しした計画の本体です。
8月のひと月で、当院は「外から見える病院」に変わりました。救急のご相談を原則お受けする方針が院長名義の文書になり、 これまで出ていかなかった連携先へ足を運びはじめ、歯科口腔外科の進む道が決まりました。 そして7月の実績が、その向きが正しいことを数字で示しています。
8月の運営委員会で、一般病棟(地域包括ケア)の稼働率が63.3%から76.8%に上がったことをご報告しました。 4月の水準を超え、手術が戻ったことで平均の診療単価も36,896円から41,938円に戻りました。入院収入は4,433万円から5,255万円です。
一方で療養病棟は71.6%から65.0%に下がりました。8月の新入院は1名です。一般病棟からの転棟だけに頼らない入口づくりと、救急のお断り68件のうち院内の体制で減らせるものの手当てが、次の課題です。
在宅復帰率80%(基準72.5%)、平均在院日数39.3日→31.4日、救急からの入院17→22件。 救急のお断り68件の内訳は、当直の科と症例が合わない18件、専門外10件、夜間に採血・MRIができない6件、手術中などで待てない5件です。 外来は延べ1,951→1,775人(お盆の影響)。歯科口腔外科が外来収入の32%を占めています。外来の収入は今月から診療科別の帳票で出しています。
薬剤科から、薬歴・持参薬鑑別表・疑義照会・退院時指導の記録の現状を伺いました。疑義照会のメモは、医師のサイン(イニシャルでも可)か印があれば正式な記録として扱うことを確かめました。 1人ごとに「どう入院したか・何を飲んでいたか・退院時の指導」を1枚にまとめるフォーマットを作って記帳していただく提案をし、次回フォーマットを確認します。
入院データ(1〜8月)で調べると、3階の薬剤管理指導料はほぼ上限まで算定できています。新しく取れる可能性があるのは薬剤総合評価調整加算(多剤服用の方の処方を見直したときの加算。2階でも算定できます)です。別紙「薬剤科の管理料・加算 算定状況と取り方」にまとめました。
依頼から結果が出るまで約2時間半(待機スタッフの出勤時間を含む)かかり、当直の先生が検査技師を呼ぶのをためらっている可能性があります。 副院長から「近くに住む検査技師にオンコールを持ってもらい、内科の当直の日はすぐ来られるようにすれば解決できる」とのお話がありました。 内科の当直日のオンコールの決め方、病院の携帯電話の持ち回り(案)、来られない日を事前に分かるようにすることを検査部門と詰め、看護師が採血を担う案・夜間だけ外注する案とも比べて、次回の運営委員会でご報告します。
9時前に当直の先生が帰り、30分ほど医師がいない時間が1回ありました。勤務時間の約束は副院長・事務からお伝えし、やむを得ず早く帰る場合は前もって代わりを頼む形にします。
前の病院でリハビリが不要とされた方のリハビリ目的の転院依頼が、近隣で増えています。苦情にならないよう、リハビリ目的の転院相談にはリハビリサマリーを付けていただき、医師・療法士が必要性を見てから受け入れを決めます。
地域包括ケアを減らして回復期リハビリ病棟を入れる案と、今の地域包括ケア+療養のまま伸ばす案があります。回復期は整形外科の患者さんと相性がよい一方、脳外科の症例の経験や報告業務の増加(2本→4本)が負担になります。 どちらにするかで営業で回る先が変わるため、早めに決めます。
退院時サマリーの仕組みは、氏名などを伏せて下書きを作るところまで動きました。次回までに手順を仕上げます。 抗菌薬の手順書は第1版としてお渡しし、各部署のマニュアルに挟んで使っていただきます。 10月1日から、鍵の貸し出し・返却時に受付の帳簿へ押印します。身体的拘束は、看護師だけでなくリハビリ・医師も入れて病院全体で取り組みます。
新しいチラシ(巡回車・外来の受付時間入り)と返書を持って回りました。どこでも「患者さんを受けてくれてありがとう」と言われ、苦情は出ていません。
介護施設や訪問看護ステーションから「病院のチラシは無いか」「バスの時間を紙でほしい」と聞かれています。 巡回車の運行表を実態に合わせて直していただき、それを載せた施設向けチラシの第2版を作りました。副院長のご確認のあと、9月28日(月)から配ります。
あわせて、退院時サマリーの仕組みが次長のPCで動き始めたこと、抗菌薬の適正使用の手順書の下書き、8月の運営委員会資料のデータ集めをご報告します。
運転手さんに打ち直していただいた本日付の版です。第1〜4便で、使われていなかった停留所(春日神社前・久代郵便局前など)を外し、停留所名を目印つきに改めました。 第5便(南花屋敷方面)は休止。電話は運転手さん直通で、運転中の電話を避けるため午後の便は当日の午前7時40分〜8時にお電話いただく形にしました。 便の増減は、今乗っている患者さんが困らないよう、改めて慎重に決めます。
病院のロゴの緑を基調に、写真(リハビリ室・手術室・個室・浴室)と最新の巡回車の時刻を入れたA4両面です。 副院長にご確認いただき(第2版をメールでお送りします)、よければ9月28日(月)に持参して、その日から配布を始めます。
カルテをスキャンして取り込むと、当院の退院時要約の書式でWordの下書きが出ます。データは院内のPCの中だけに置き、氏名などは自動で伏せ字にします。 iPhoneで撮影して送る形は、この日は動かなかったため9月28日(月)に直します。AIの利用はお認めいただいたので、同じ日に有効にします。 まずは1台で始め、うまく回れば医事課とも共有します。
連携先から求められている手順書を、当院の採用薬の一覧と厚生労働省の手引き(第四版)を土台に作りました。 「いつ・誰が・何をするか」を表にした標準の手順(開始、72時間の見直し、内服への切り替え、終了、届出が必要な抗菌薬、手術時の予防投与)と、そのまま使える届出票・見直しチェック表を付けています。 下書きは9月28日(月)にお渡しし、手直ししていただきます。
前の病院でリハビリをほとんどしていない方が「リハビリ目的」で紹介され、セラピストが振り回されています。 リハビリサマリー(前医の記録)がある方を優先して受ける線で統一する案です。脊椎の症例は、重い骨折の若い方や麻痺のある方は難しいものの、しびれ程度の方や手術の難しさが高くない圧迫骨折なら受けられます。受け入れの幅は一つずつ広がっています。
入院のEFファイル(1〜8月)、歯科外来の売上(紙)、紹介元と救急お断りの手書きの記録をお借りしました。薬剤・栄養の指導件数は統計で出していただきます。様式1は西村さんに確認します。 お断りの記録に「検査ができない」とあった例は、採血やインフルエンザの検査程度で対応できた可能性があります。何の検査が、なぜできなかったかまで書いていただくと、受けられる範囲が見えてきます。
周辺では住民も救急搬送件数も減るなか、近隣の病院どうしで救急患者の取り合いが始まっています。 このまま流されると、医療の必要度が低く手のかかる患者さんを取り続けるほかなくなり、病院の雰囲気も収支も崩れます。 骨折の手術を軸にする方向はずれていませんが、それもいずれ取り合いになります。 現状維持ではなく「何かに特化して抜ける」ことを提案しました。候補を並べ、副院長と相談して絞ります。
あわせて、退院時サマリーの作成を仕組みに置き換えること、訪問リハビリの立ち上げ方、病院案内・入院案内の材料が揃ったことをご報告します。
泌尿器科(非常勤でも):施設・訪問診療先ではバルーンのトラブルが多く、泌尿器科医が一人いるだけで受け皿が大きく変わります。 脊椎(圧迫骨折の保存治療+リハビリ):件数は多いが、近隣がすでに取り合っている領域。MRIが無くCTのみである点をどう見るか。 他院で治療を終えた脳外科疾患の方のリハビリ目的の受け入れ:自宅へ帰る前に地域包括ケア病棟でリハビリをする流れ。リハビリの単位数の確保が前提です。 小児・学童の骨折は入口は作れるものの収入が伸びにくく優先度は低め。内科は単独の柱にはせず、厚みは引き続き必要です。
退院時サマリーは現状ほとんどを次長が書き、医師が最後に確認・加筆しています。次長にしかできない仕事の時間が、この作業に奪われています。 カルテの写し(スキャンまたは写真)を取り込むと、当院の退院時要約の書式で、医師が書く手前まで下書きが出る仕組みを作ります。 運営ホームに「サマリー作成」のアイコンを1つ置く形です。氏名・IDなどの個人情報はAIに渡さず、下書きが出てから院内で入力します。 試作を作り、次回の訪問時に実際の1例で試します。
ニーズは高く、院内にも「やりたい」の声があります。過去に訪問看護ステーションを作ろうとして、常駐する人を置けずに断念した経緯があります。 (A) 病院からの訪問リハビリ(みなし)で小さく始める(当院を自宅退院した方から)/(B) 回復期リハ病棟を作るときに増員し、0.5人分の余力を訪問に充てる/(C) 今は手を出さない。 職員のみなさんの意見を聞きながら決めます。しない選択肢も残します。
入院案内(令和8年版)、三つ折りの病院案内、写真6点(浴室・歯科口腔外科・個室・リハビリ室・手術室・CT室)、ロゴをいただきました。 営業配布用チラシの第2版(写真・ロゴ・送迎バスの最新便)、施設・ケアマネジャーに渡せる外向けの入院のご案内、三つ折りの古い記載の修正を進めます。 専門外来(外傷・骨折・関節)の曜日と担当は、副院長が先生方の了解を取ってから載せます。
川西市内から宝塚、伊丹、神戸市北区の順に回り、8か所のうち7か所に返書を手渡ししました(1か所は改装工事中)。 どの先でも「顔の見える連携をしたい」「改善点やご意見があれば次回に聞かせてほしい」「返書は可能な限り持参し、難しいときは郵送する」の3点をお伝えしています。
午前の打ち合わせのあと、川西市内から宝塚・神戸市北区の施設を回りました。地域連携室の石川さんが同行しています。 骨折・関節外来の10月新設、男性のバルーントラブルは内科で受診対応、在宅復帰が難しい方・転倒後の検査もこちらで受ける、の3点をお伝えしました。
訪問診療・訪問リハの需要は、外からも裏づけられました。訪問看護ステーションから「お看取りが多い」「訪問診療をしてほしい」と直接聞いています。 上の三つの選択肢は、机上の話ではありません。
巡回バスの時間と場所を聞かれました。チラシに載せる価値があります。
訪問記録は、運営ホームの「Waypt」に8月31日からの分をすべて入れました。開くとそのまま見られます。
この日、紹介元のクリニック7件を回り、返書を手渡ししました。 うち2件では院長と直接お話しできました。あわせて兵庫県立尼崎総合医療センター・阪神リハビリテーション病院・伊丹せいふう病院へもご挨拶に伺っています。 どの先でも「改善点やクレームがあれば」と伺いましたが、一件も出ませんでした。 「いつもありがとうございます」「来てくださってありがとうございます」――返ってきたのは、この言葉です。 患者さんに対して誠実な医療が行われていることの、いちばん確かな裏づけです。
足りないのは「見え方」です。複数の先から「病院のチラシが欲しい」と聞かれました。 何を受けられて、いつ診ているかが、外から分かっていません。
「金曜午後は骨折外来」のように専門外来の曜日・時間を明記した病院案内チラシを作ります。 外からの予約が入れやすいよう、時間帯をはっきり示すことが要点です。 骨折外来の枠、施設との協力契約、外来でのバルーン交換の3点は副院長にご確認いただき、月曜にお返事をいただきます。
老健などでは、尿道カテーテル(バルーン)の交換先に困っている施設が多くあります。特に男性は入りにくく、泌尿器科のクリニックまで連れて行っている施設もあります。 当院の外来で受けられるなら、案内に一言添えるだけで施設からの入口がひとつ増えます。 協力医療機関の契約は現在1か所。施設側から求めがあれば広げる方向で、対応できる範囲を整理します。
経理担当の採用は急がず、当面は外部の会計士にスポットで依頼し、前任者の協力も得ながら、複数の目が入る形で運営します。 採用するかどうかは半年後に改めて判断します。
当院の弱点は立地です。送迎の車両、訪問診療の車両と機材、内視鏡の洗浄消毒装置、歯科の往診セットが候補です。 狙いは資金だけではありません。職員が一緒に企画して地域へ発信することで、院内の一体感が生まれます。 提案できる資料を作りました。まず院内で「やってみよう」の合意を取ります。
伺った順です。クリニックには返書の手渡しと、経営企画室を立ち上げたご報告。 病院には地域連携のご担当へ、あらためて顔の見える連携のご挨拶です。名称が「要確認」の先は、次回までに正式名称に直します。
ひとつ、評判は良い。返書を持って回ると、うまくいっていない病院ではその場でクレームが出ます。 それが一件も無かった、というのは、職員の皆さまの日々の仕事がそのまま外に伝わっているということです。
ふたつ、足りないのは「見え方」です。何を受けられて、いつ診ているかが外から分からない。 チラシ1枚で埋まる差です。
みっつ、効果が紹介件数に表れるまで2か月ほどかかります。週1回は回り続けます。来週は月曜と金曜の2回です。
この日の経営会議で、三年の行き先を職員の皆さまへお伝えしました。 二年で足元を立て直し、次の一年で医療法人へ。そして三年後に、建て替えのキックオフです。 これまで当院の話は「どう守るか」に寄っていました。守る話には終わりがありません。 行き先が言葉になった、というのがこの日のいちばんの成果です。
そして7月の実績が、一歩目の向きが正しかったことを示しました。 一般病棟の稼働率は58.8%から63.3%へ。救急車の搬入は11台から23台へ倍増し、うち9名が入院になりました。 在宅からの緊急受け入れは102件から234件へ、2.3倍。外来も延べ患者数が217人増え、収入で1,146千円伸びています。
入口は、確かに開きました。ここから先は、入ってこられた方に見合う中身をつくる段です。 その中身が、どこに、いくらぶん残っているかまで、7月の数字は教えてくれています。
救急の入院は当院の生命線です。院長から正式な方針として下ろします。 あわせて、どういう場合はお受けできないかの線引きも明文化します。当直の先生方には資料をお配りし、 外部からお越しいただく先生まで判断が揃う形にします。まずは整形外科領域から固めます。
宝塚方面へ。宝塚市立病院・東宝塚佐藤病院・第二共立病院・ハピネス川西・エスペランサの5か所です。 8月28日の4か所とあわせて、2週で9か所になりました。どちらでも温かく迎えていただいています。 「待たない骨折オペと、口腔ケア」――この一言が、当院の説明の型として定まりました。
訪問口腔ケアを主軸に、紹介いただいた分のオペを重ねる二段構えで進みます。 まず5〜6施設との契約で月100万円を目標に置き、火曜午後の枠を外へ開きます。 院内で埋めるのを待つのではなく、外へ出ていく形です。歯科レセプトの担当者2名の育成も、すでに始まっています。
進捗管理表で0件と表示されていたデータ提出加算と感染対策向上加算3は、実際には算定できていました。 7月はそれぞれ60,200円と20,250円です。表の集計を直すだけで、 年間およそ96万円の実績が正しく見えるようになります。現場の手は一切増えません。
午前中に宝塚方面を回りました。いずれも地域連携のご担当へ、 「経営企画室ですが、地域連携の担当として、あらためて顔の見える連携を」というご挨拶からお話ししています。
ひとつ、手術待ちの患者さんを紹介いただける道が見えました。 「手術をお待ちの方がいらっしゃったら、ご紹介ください」とお伝えしたところ、 お待ちの方を抱えておられる先ほど、話が前に進みます。 口腔ケア・口腔外科についても「ぜひ連携させてほしい」とのお返事をいただきました。
ふたつ、訪問口腔ケアの受け先が、初日に2件見えました。 ハピネス川西とエスペランサです。5〜6施設で月100万円という目標に対し、 営業に出た最初の日に、その3分の1が視野に入ったことになります。 条件は一つだけ、費用が医科・歯科・介護のどの区分になるかを先に整理しておくことです。 そこは9月中に、請求の流れとあわせて形にします。
みっつ、次に伺う先も決まりました。県立尼崎総合医療センターと、近隣の介護施設です。
ひとつ、手術です。7月の一般病棟の平均診療単価は36,896円で、6月より3,589円下がりました。 理由ははっきりしています。6月は人工股関節や人工骨頭の挿入術が並び、7月は鎖骨骨折の1件だけでした。 手術収入で 2,833,990円 → 406,760円 の差です。 裏を返せば、病床が埋まったいまの状態でオペ枠が動けば、単価はそのまま上乗せになります。 市立伊丹病院からの骨折紹介のお話は、まさにこの流れの入口にあたります。
ふたつ、40日という線が目前にあります。平均在院日数が28.7日から39.3日になりました。 地域包括ケア病棟入院料2は、入棟から40日を超えると1日139点下がります。7月は41日超が95件でした。 線が目の前にあるということは、退院支援を数日前倒しするだけで、そのまま単価に効くということでもあります。
みっつ、リハビリに手が空く時間が生まれています。週108単位を100%としたときの稼働は89.9%。 3階の枠を増やせる余地がある、ということです。2階の患者さんが戻ってきているぶん人員の負荷は同時に見ますが、 8月後半は療養病棟の受け入れが増え、稼働率は約90%まで戻っています。
よっつ、月10件から始められるものが3つあります。 栄養食事指導は、特別食の対象が7月に260食あり、対象の方はすでに院内におられます。初回指導だけ月10件で 月26,000円。 退院時薬剤情報管理指導は、退院処方をつくるときに薬剤師が記録まで一緒に行えば月20件で 年21.6万円。 退院時リハビリテーション指導は、退院前カンファレンスの記録用紙に一欄を足すだけで月10件 年36万円。 3つ合わせて年およそ60万円が、新しい人を雇わずに届く場所にあります。
この日、近隣4か所を回りました。 市立伊丹病院、市立池田病院、川西市立総合医療センター、そして在宅の連携先です。 これまで当院が外へ出ていく形をとってこなかったぶん、伺うだけで話が動きました。
いちばん大きいのは、市立伊丹病院です。 「骨折の患者さんをお願いしたい」と、先方から言っていただきました。 待ち時間を短くできるなら紹介したい、という趣旨です。当院の整形外科がそのまま受け皿になります。
あわせて、歯科口腔外科の進め方を切り替えます。院内だけで埋めるのではなく、外へ出て働いていただく形です。 詳しくは 歯科口腔外科の立て直し に、 回った先と次の一手は 地域連携の営業 にまとめました。
地域連携センターの前方担当の方と面談。骨折症例の紹介について前向きなお話をいただきました。 小児の骨折・脱臼についても打診があり、麻酔の条件は要相談とお伝えしています。次の面談を調整中です。
川西市立総合医療センターが中心の連携パスは、当院が過去に辞退していました。 8月から動き出したところで、体制が整う前でもオブザーバーとして会議に入れるとの回答をいただきました。 まず会議に出て、流れを院内へ持ち帰ります。
これまで郵送していた返書を、9月から訪問時の手渡しに切り替えます。 お返事を届けることが、そのままご挨拶になります。郵送の3日を待つ必要もなくなります。 医科・歯科とも、返書は院内で預かっていただく形にしました。
11時以降に入院された方に昼食が出ていません。冷凍食を栄養科で持っておき、 その場で温めてお出しする形が副院長の承認を得ました。 対象・時間・量のルールを、9月14日の給食委員会で決めます。「断らない救急」と対になる話です。
あわせて、判断を待っているものをお伝えします。
歯科の入院は、いまの体制では算定できません。 勤務日数が常勤の要件に届かないためです。 そのため、口腔外科の患者さんに入院が必要なときは、医科の地域包括ケア病棟でお預かりしています。 当面は、外来と施設への訪問で動かします。 入院まで届かせるには、もう一人お迎えして二人体制にする必要があります。判断の材料は 歯科のページ に整理しました。
内視鏡の洗浄機は、まだ買う時ではないと考えています。 手洗いで前処置から乾燥まで約2時間かかっており、これが枠を広げられない理由です。 ただし本体は50〜60万円で、月15〜16件を続けられて初めて見合います。 いまは営業でその件数が見えるかを確かめる段階です。見えた時点で、あらためてご相談します。
7月の実績が出ました。三か月続いた一般病棟の稼働率の低下が、止まりました。 58.8%から 63.3% へ、4.5ポイントの回復です。1日平均入院患者数も20.6名から 22.2名 へ戻りました。
とくに大きいのは、在宅からの緊急受け入れです。 在宅支援病床初期加算(自宅からの緊急)が、6月の102件から7月は 234件へ、2.3倍。 地域から「困ったときに受けてくれる病院」として選ばれはじめている、ということだと受け止めています。
この1枚に書いた「入口を開ければ埋まる」という見立ては、7月の数字で裏づけられました。 以下は、それを確かなものにするために今週動かしたものです。
「救急のご相談は、原則お受けする」を院長名義の文書に。判断に迷うときは一晩お預かりして翌朝担当科で診るを標準にします。夜間の入院は2階ICU、満床に見えるときはICUと個室から。8月24日に発信します。
「原則受ける」と言う以上、受けないものを曖昧にしません。歯科/ブロック注射のみ/マダニ/広範囲熱傷/当院で完結できない疾患。小児は原則受けます。受けられないのは全身麻酔を要する手術だけ、と明記しました。
二年で足元を立て直し、次の一年で医療法人へ。そして三年後に建て替えのキックオフ。8月31日の経営会議で、院長から職員の皆さまへお伝えする一枚を用意しました。
入院分は反映を終えています。外来・救急・会計の帳票が届き次第、完成します。あわせて、進捗管理表で「未算定」に見えていた項目が実は算定できていたことが分かりました。集計を直すだけで年およそ96万円が正しく見えるようになります。
あわせて、次に効く場所もお伝えします。
7月の一般病棟の平均診療単価は、6月の40,485円から36,896円へ下がりました。原因は手術です。 6月は人工股関節・人工骨頭挿入術などが並びましたが、7月は鎖骨骨折の1件でした。 裏を返せば、病床が埋まった状態で手術枠が動けば、単価はそのまま上乗せになります。 救急から入った骨折の方が手術につながる流れが、いちばん素直な道筋です。
療養病棟は77.1%から71.6%へ下がりました。一般病棟の回復とあわせると、病院全体の患者数は保たれています。 療養病棟の入口をどこに置くかが、次の論点です。
診療単価が高い。これは、日々の診療の中身がすでにできているということです。 一人ひとりに対して、必要なことがきちんと行われている。ここは職員の皆さんの努力の結果で、 外から来た人間が一朝一夕に作れるものではありません。
足りないのは、患者さんの数だけです。 中身を良くする段階はもう終わっていて、あとは人数の話になっている。 ここまで来ている病院は、実はそう多くありません。
そして向きは、もう変わり始めています。 2026年1〜6月の収入は、前年の同じ時期より +5.8%(約2,000万円)。 入院は 一般 +11.9%、療養 +8.4% と伸びています。すでに動き出している、というのが数字の側から見た事実です。
これから作るものより先に、いま揃っているものを並べます。 この5つが同じ建物の中に同時にあるのは、川西・猪名川では珍しいことです。
火曜・木曜の手術体制。骨折を受けて、そのまま手術まで運べます。
全身麻酔下の歯科治療、抗血栓薬を飲んでいる方の抜歯。近隣の歯科医院にはできない領域です。
手術のあとのリハビリから、長く診る段階まで、院内で続けられます。
いまの実力は1日およそ80単位。一般病棟を85%まで埋めても要件は59.5単位です。増員せずに受け切れます。
坂と階段があっても、迎えに行ける。施設や、足のない患者さんにとっては、これが決め手になります。
「特色がない」と言われることがありますが、 私たちの見方は少し違います。特色がないのではなく、この5つがまだ繋がっていないのだと思います。 骨折を受ける → 手術する → 地域包括ケア病棟でリハビリする → 在宅か療養へ。 この一本の線は、すでに全部の部品が院内にあります。
増えた100円のうち、薬や材料に出ていくのは18円だけ。残りの82円は利益として手元に残ります。 薬や材料をたくさん使う病院と違い、空いた床が埋まった効果が、ほとんどそのまま残る構造です。
ですので、稼働率を少し動かすだけで、見える景色が変わります。
| 病棟 | いま | 目標 | 増える床数 | 年間の利益への効果 |
|---|---|---|---|---|
| 一般(地域包括ケア) | 74% | 85% | +3.9床 | +4,800万円 |
| 療養 | 73% | 85% | +5.2床 | +3,110万円 |
| 合わせて | +9.1床 | +7,910万円 |
9床です。病院を大きくする話ではありません。建物も人も、いまのままです。 いま空いている床に、9人入っていただく。それだけで年間およそ7,900万円が変わります。 そして、その9床を支える力(リハビリ・手術室・病棟)は、すでに院内にあります。
入院には季節の波があります。冬は多く、春から夏は少ない。これは正愛病院に限った話ではありません。 大事なのは、この波が毎年ほとんど同じ形をしている ということです。
患者さんが少なくなるのは、4〜6月 と 9〜10月。2年続けて同じ形でした。
同じ形で来るということは、いつ来るか分かっているということです。 分かっているものには、先に手が打てます。
入院は、声をかけたその日には増えません。近隣にご案内してから実際に来ていただくまで、ひと月からふた月かかります。 つまり、谷を埋める作業は、谷の2か月前にやることになります。
打ち手のカレンダー
・4〜6月の谷 → 3月のうちに仕込む
・9〜10月の谷 → 8月のうちに仕込む
いまは8月です。 次の谷にちょうど間に合う時期にあたります。同じ1床でも、9月・10月に埋まる1床は、他の月より効きが大きい。 来週から始めることを5つに絞ったのは、この時期に間に合わせるためです。
なお、月ごとに見ると、1月から5月までは黒字の目安ライン(月商5,866万円)を上回っています。 6月だけが届きませんでした。6月は費用がいちばん集中する月で、そこに患者さんの少ない時期が重なります。 つまり6月は、実力が落ちた月ではなく、カレンダーが重なった月です。ここは先回りできます。
この5つを始めます。 費用も増員もかからないものを先に置きました。上の2つは 8月21日(金)から 動かします。
いま、外からいただいたご相談のうち、お受けできた件数とお受けできなかった件数が、手元に残っていません。 以前は受付で紙に書いていた時期があったと伺いました。 これは、断ったことを責めるための記録ではありません。逆です。 「当直の先生の専門と合わなかった」「その時間帯だった」「空床がすぐ分からなかった」―― 理由が見えると、次は受けられる形に変えられます。 理由が分からないままだと、変えようがない。それだけの話です。
記入:受付 / 配布・説明・集計:私
新しく入院された方306人/年のうち、およそ3人に2人が救急からの入院 です。 入院の入口は、実質ここです。 いまは受付でご用件を伺ってから看護師へ、という順になっています。 救急隊の方は、受けていただけるかどうかより先に 「返事が早いかどうか」 で次にかける先を覚えていきます。 お受けできない場合でも、早くお返事できれば、次もかけてもらえます。 受付の対応が悪いという話ではなく、一手間を外すだけで印象が変わる、という話です。
運用:受付・看護部 / 手順書の作成と説明:私
整形外科の外来は少しずつ減っていますが、単価はむしろ上がっています(7,480円 → 7,659円)。 中身が落ちたのではありません。 近隣で「手の外科」「膝」といった専門外来が増え、患者さんが看板の分かりやすい方へ流れているのだと見ています。 だとすれば、こちらも旗を立てるのが素直な返し方です。 たとえば 骨折外来。午後の診察をそこに当てると、近隣の医院から 「何を送ればいいか」が一目で分かる ようになります。 そして骨折は、外来で終わりません。手術 → 地域包括ケア病棟でリハビリ → 在宅か療養、と院内で続きます。 外来の話であると同時に、9床を埋める話でもあります。
診療:整形外科 / 調整・ご案内文・近隣への配布:私
歯科口腔外科は、患者さんが +261人 増えています。口腔ケアに力を入れてこられた成果です。 口腔ケアの効果は歯科の売上ではなく 病棟に出ます。誤嚥性肺炎が減り、在院日数が変わる。 数字の上では単価が下がって見えますが、中身が入れ替わっただけで、悪くなったのではありません。 いま空いているのは、口腔ケアではなく口腔外科の枠のほうです。 全身麻酔ができて、口腔外科があって、送迎車がある。この3つが揃うと、 近隣の歯科医院にとっては 「自分のところでは受けられない患者さんの、送り先」 になります。取り合いにはなりません。
診療:歯科口腔外科 / 確認・ご案内・近隣への配布:私
市内の急性期病院は、救急では相手になりますが、後方支援では最大の味方 になります。 急性期の側は在院日数を短くしたい。こちらは地域包括ケア35床と療養43床が空いている。 利害が正面から噛み合います。救急を奪いに行くより、引き受けに行くほうが、この病院の形に合っています。 ただ、先方も「何なら送っていいか」が分からないと送れません。紙が1枚あるだけで動きます。
原案作成・訪問:私 / 医学的な条件の目通し:副院長・看護部
| 見る数字 | どこから | なぜ |
|---|---|---|
| ① ご相談いただいた件数 | 受付の記録票 | いちばん早く動く。翌週にはもう変化が出ます |
| ② 新しく入院された人数 | 病棟 | ①の1〜2週間あとに動きます |
| ③ 病棟別の稼働率 | 経営ダッシュボード | 結果。①②のさらに1〜2か月あとに現れます |
③だけを見ていると、手を打ってから結果が出るまでの間、何も変わっていないように見えてしまいます。 ①と②は先に動くので、そこで手応えが確認できます。
ここまでの5つは、どれも 誰かの働きが足りないから起きていること ではありません。 記録の紙が途切れている、電話の順番が一手間多い、看板の名前が分かりにくい ―― 全部、仕組みの側の話です。仕組みは、決めれば来週から変わります。
段取りは私がつけます。具体的には、次のとおり進めます。
・記録票、救急のお電話の手順書、連携先へのご案内 ―― 3枚とも作成済みです (ホームの「印刷して使うもの」から、院内でいつでも印刷できます)
・8月21日に伺い、受付・看護部へ使い方をご説明します
・整形と歯科の先生に、私からお時間をいただきます
・記録票の集計は毎週私が行い、近隣へは私が回ります
・毎週の3つの数字をまとめ、会議の資料と記録をお作りします
院内で増える作業は、1件30秒の記入と、電話の回し方1行だけです。 現場に新しい負担を積まないことは、この5つを選ぶときの条件にしました。
このまま進めます。 止めたいもの、順番を変えたいものがありましたら、その1つだけお聞かせください。 それ以外は、こちらで動かします。
数値は、お預かりした資料の紙面から起こしたものです。 元データとの突き合わせは、8月中に私が行います。 病床数は78床(一般35床=地域包括ケア/療養43床)で確定しました。令和8年7月の運営委員会資料も、この数字で組まれています。
受付やご案内に使う紙は、別のページにまとめてあります。 「印刷する」を押すと、その1枚だけがA4で出ます。用紙が切れたときも、院内でいつでも刷り直せます。
① 受け入れのご相談 記録票(受付に置く)
② 救急隊からのお電話の受け方(受付の電話に貼る)
③ 受け入れのご案内(連携先へお渡しする)